Android First サイバーエージェントにおけるwebからmobile nativeへの大変革
- Google for Mobile 講演A9
- 小栁津 林太郎
サイバーの事業
サイバーエージェントグループ14社がゲーム開発をしている
- 基本的に子会社にパブリッシングしてゲームを出している
提供サービス
- ゲーム以外 - 755 - AWA - Abema tv
注力地域
事業の考え方
Q:何を強みとしておいているのか?
- A:「運用力」+「競争」と「協調」の文化
Q:事業の意思決定は誰が行うのか?
- A:
- アプリのことはプロデューサー。
- 会社のことは社長。
- 「責任」と「権限」はセット
- A:
Q:なぜ14社もスマホゲーム会社があるのか?
- A:
- 多種多様な創意工夫 x 強いコミットメント
- コミットメントを引き出すという意味で子会社
- ゲームは何がヒットするかわからない世界なので、いろんな考え方ややりかたを試すために会社を分けるというスタンス
- A:
Q:子会社で分裂しすぎると「かけ算」ではなく「足し算」でおあるのでは?
- A:
- 横断組織を設置し、組織の「かけ算」を作ることを働きかけている
- ※ 機会損失の最小化、機会の最大化
- A:
組織図
- 全部が全部子会社でやっているわけではない
Q:どうやってウェブからネイティブに移行したの?
- A:
- 各社は集中的、全体では多角的にチャレンジ
- 成功・失敗体験のナレッジマネジメント
- A:
Q:ナレッジマネジメントはどう工夫している?
- A:
- know howは「人」に溜まると考える
- 多種多様な「人材交流」を大事にしている
- 例1:パクる会議
- 各子会社でうまくいっている制度をぱくる
- 例2:プランナー統一試験
- 試験結果を偏差値化してランキングにする
- 良い点
- 現場で埋もれているけど実はできるプランナーが可視化されてプロデューサーの目につく
- 自信がついて事業にコミットするマインドがあがる
- 例3:社内報
- MVPになるとプロのカメラマン読んで、グラフィクもこだわって表紙になれる
- 例4:あした会議
- 役員がそれぞれチームを編成して次の新規事業はどうやるべきか・組織の改変を考える場があるのだが、
- その、エンジニア版やクリエイター版をやる
- 例5:共通目標 半期キャンペーン
- 一体感を作るという意味でやっている
- A:
ネイティブアプリをやる上で工夫しているところ
Q:そもそもgoogleとCAはどういうビジネスパートナなのか?
- A:
- コンテンツ提供パートナー
- セールスパートナー
- マーケティングパートナー
- パブリッククラウド提供パートナー
- A:
Q:なぜAndroid First?何したの?
- A:
- 対応すべき端末が多いから。
- 細かいデバッグを後手に回さないため。
- 3年前に社長号令で社内キャンペーン実施。
- A:
Q:Apple社との違いは?(store中心に)
- A:
デベロッパーの要望を積極的にヒアリング
- 50mb制限から100mb制限にかえてくれた
- オープンBテスト機能 ※広告素材の懸賞含む
- 申請不要 ※Featureの際は必要
- 日本からの要望が本国に通りやすい
- A:
Q:Featureに向けてどう考えるべき?
- A:
- 新規:完成度。売れるかどうか?プラットホームニーズのトレンド
- 既存:ゲームの中の「ネタ」 ※大型アプデ、メジャー感、時流
- ※レビュー対策は4.0に向けてきっちり行うべし
- ※新APIは積極的に導入すべし
- ゲーム側であれば必死にネタを考える
- アニメとのコラボ
- コラボをやったとしても最近いろんな会社でやっていて新規性がないので他のネタもあればよし
- ゲーム側であれば必死にネタを考える
- A:
Q:やられたなーと感じた、最近の事例
最後に。
Google playをより事業成果を上げやすい環境にすべく、要望をどんどん伝えるべし!